【簡単】普通の2D動画をVRモードへ変換する方法
- 鈴川 霧
- 2022-03-28
仮想世界で作成された感覚を体験できるVR技術の普及に伴い、多くの人がこの新しい技術を体験したいでしょう。今回は普通のビデオをVR動画へ変換してから、VRプレーヤーやVRヘッドセットで再生する方法について紹介します。VRプレーヤーとVRヘッドセットに対応する最適な動画形式を知りたい、そして手元の普通の動画をVR動画に変換したい方は下記のガイドをご参照ください。
1、VRヘッドセット向けの最適な動画形式
| VRヘッドセット | 対応2D形式 | 対応3D形式 |
| HTC Vive | MP4 | 3D SBS動画/360°動画 |
| Oculus Rift | MKV, MP4, AVI, WMV | 3D SBS動画/360°動画 |
| Google DayDream | MP4 | 3D SBS動画/360°動画 |
| PS VR | MP4 | 360° 動画 （3D SBS動画はVRプレーヤー必要） |
| Homido VR | MP4, MOV | 3D SBS動画/360°動画 |
| VR One | MP4, MOV, M4V | 3D SBS動画/360°動画 |
| Gear VR | MP4, AVI, FLV | 3D SBS動画/360°動画 |
| Google CardBoard | MP4, MOV, M4V | 3D SBS動画/360°動画 |
2、VRプレーヤー向けの最適な動画形式
| VRプレーヤー | タイプ | 対応デバイス | 対応形式 |
| VR Player | フリーミアム | Windows, Mac, Android | 2D, 3D |
| RiftMax | – | Mac, Windows | 2D, 3D |
| Kolor Eyes | フリー | Windows, Mac, iOS, Android | H264, H265/HEVC, ProRes, Cineform |
| LiveViewRift | LiveViewRiftフリーミアム | Mac, Windows | すべての通常形式 |
| Total Cinema 360 Oculus Player | フリー | Windows, Mac, iOS, Android | すべての通常形式 |
手元の2D動画を優秀なVR動画に変換するために、以下の変換方法を参考にしてください。
次には強力なVR動画変換ソフトで2D動画をVRモードに変換しましょう。 「VideoSolo 究極動画変換」 という動画変換ソフトを活用すれば、VRではない2D動画をVR動画へ変換できます。5種の3Dモードの中からお気に入りのモードを選び、手元の動画をVRにしてみてください。
「VideoSolo 究極動画変換」はWindows・Macに対応し、VR動画変換のステップはほとんど同じですが、次はWindows/Macで普通の動画をVR動画に変換するやり方について説明します。
Windowsの場合：
ステップ1、ソフトの「3D作成」機能を実行
まずは「VideoSolo 究極動画変換」を起動し、そして「ツールボックス」の「3D作成」機能を選びます。
そしてVR動画に変換したいビデオをソフトに追加します。
ステップ2、出力設定
次にはアナグリフ（3Dモード）を選びながら、「フォーマット」で出力形式を選び、品質を選んでください。
ステップ3、3D生成
右下の「3Dを生成」を押してVR動画への変換を始めましょう。変換が終了するとVR動画が指定した保存先に出力します。VRヘッドセットでVR動画を楽しみたい場合には今すぐソフトの変換機能を体験しましょう。
Macの場合：
Macの場合は、Windowsとほぼ同じの手順で動画をVRモードに変換できます。
ステップ1、「VideoSolo 究極動画変換」アプリを起動し、「ツールボックス」から「3D作成」を選びます。
ステップ2、「＋」をクリックして元の動画をソフトにドロップ＆ドラッグします。
ステップ3、出力する前に動画をトリミングしたりカットしたり動画画面を分割したりフィルターを追加したり3D効果を選んだりしてください。そして出力フォーマットと出力動画の品質を選択する必要があります。
ステップ4、3D生成を選んで変換を開始します。変換が完了した後、VRデバイスで3D動画を楽しめることができます。
ビデオで2D動画をVRに変換する方法を学びましょう
おまけ：VR動画と360°ビデオ
カメラの周りの風景を全体キャプチャーできる360°動画はVRと同じなものではありません。VRヘッドセットで360°動画・写真を再生する場合には、周りの風景を見回して楽しめますが、見るだけでそれを操作することができません。そのほか、ほとんどの360°動画は普通の2Dスクリーンで見ることができますが、一部のVR動画は通常のプレーヤーで再生できませんのでぜひ注意してください。
