【無料】H265(HEVC)をエンコードして変換する方法
- 星野 毅
- 2022-03-30
H265は「H.264/MPEG-4 AVC」の後継となる動画圧縮形式の1つで、すばらしい圧縮機能があります。H264をH265に変換したら、半分のサイズで同等の画質を手に入れられます。しかしながら、ほとんどのデバイスはH265の動画に対応できないから、iPhone、Androidなどのデバイスで再生しようとする場合、H265(HEVC)をMP4などの汎用性の高い形式にエンコードして変換する必要があります。
この記事では、H264をH265に変換、及びH.265/HEVCをエンコードしてMP4などの形式に変換できるフリーソフトを紹介していきます。
H264をH265に変換、及びH.265/HEVCをエンコードしてほかの形式に変換したい場合、動画変換ソフト「VideoSolo 究極動画変換」がオススメです。このソフトはH.265エンコーダーだけでなく、H264、H265を含める1000種類以上の動画・音声形式に対応して変換できます。また最先端のBlu-Hyperテクノロジーのおかげで、 「VideoSolo 究極動画変換」 は、特に8K/5K/4K/HDビデオの変換において、変換スピードを最大50倍高速化しました。H265のような複雑なコーデックの場合、この変換ソフトは大きな役に立てると思います。
「VideoSolo 究極動画変換」 の基本的な使い方は以下のビデオを見てください。
次は、H.265エンコーダー 「VideoSolo 究極動画変換」 を利用して、H265をエンコードしてH264に変換する手順を説明します。
1、H265動画をソフトに追加する
インストール済みのH.265エンコーダーを起動してから、中にある 「ファイルを追加」 ボタンで変換したいH265動画を追加します。ここで複数のファイルを追加できます。
2、出力形式を指定する
次は、出力形式を指定します。ソフト画面の右に表示されるビデオアイコンをクリックすると選択できる形式メニューが現れます。皆さんは需要によって選択していいです。H265(HEVC)をエンコードしてMP4に変換したい場合は、 「ビデオ」 カテゴリーから 「MP4」 を設定すればいいです。一方で、追加したH264ファイルをH265動画に変換したい場合は、 「4K動画」 を選択すればH.265に変換できます。
3、プロファイル設定を変更する
単にH265の形式変換のみならず、ビットレートやアスベスト比などを変更したい場合に、出力形式の一覧に動画形式それぞれの設定ボタンを押したら設定メニューは現れます。
4、H265動画の変換を開始する
「保存先」 ボタンで変換したH265ファイルの出力先を指定することができます。もし複数の動画を一つのファイルに結合したいなら、 「一つのファイルに結合」 にチェックを入れてください。準備ができたら、 「変換」 ボタンをクリックすればH265動画変換は始まります。完成するまで少々お待ちください。
H.265エンコーダーソフト 「VideoSolo 究極動画変換」 を利用すれば、初心者でも手軽にH264をH265に変換、またはH.265/HEVCをエンコードしてほかの形式に変換できます。また、FLVをMP4に変換する、AVIファイルをMP4に変換するなど、ほかの形式の無劣化変換もできます。さらに動画編集機能も搭載しているので、H265などの形式変換・動画編集の需要がある方は、 「VideoSolo 究極動画変換」 を無料ダウンロードしましょう。
「HandBrake」は、最新のコーデックH265に対応していて、様々なビデオファイルをエンコードして変換できるフリーソフトです。「HandBrake」を利用して、MP4などのH264ビデオファイルをH265(HEVC)に変換することができます。無料で使えるH.265エンコーダーの中で、とても人気があります。
ステップ1、 フリーソフト「HandBrake」を起動した後、画面上部にある「変換元」をクリックして、変換したいH264/H265動画ファイルを追加します。
ステップ2、 プリセットを選択し、「ブラウズ」をクリックすることで、変換したH264/H265動画ファイルの保存先を選択します。
ステップ3、 「フォーマット」のところに出力形式を選び、「変換開始」ボタンを押します。すると、H264/H265に変換し始めます。
「HandBrake」はH265変換フリーソフトとしていいですが、サポートしているコーデックは 「VideoSolo 究極動画変換」 より少ないです。また、インターフェースが古くて、少し複雑なので初心者には向いていません。また、日本語化は外部サイトからダウンロードする必要があるのでウイルスに感染する可能性があります。
H264はビデオを伝送するための圧縮規格で、それに少量のデータを伝送できます。H264ビデオは、AACというオーディオ圧縮規格と組み合わせることによって作成されます。画質は高いが、容量が小さく、アップロードする時間が短いです。
H265はH264とほぼ同じです。最大の違いは圧縮率で、バージョンアップみたいな感じです。H265の圧縮率はH264の二倍で、H264の圧縮率はMPEG-2の二倍です。圧縮率が違ったらどうなりますか?これはファイルのサイズによって異なります。ファイルが大きいと大きなスペースを占めますので、ビデオは重いと言えます。H265はH264と比べて、圧縮率が倍増して、つまり容量が半分になるので、同じ画質の動画を小さい容量で見ることができます。これはH264をH265に変換するメリットです。
現在、H265は常にスーパーハイビジョン、8K/4K放送、インターネット放送、最新のスマートフォン、ビデオカメラ、次世代ブルーレイなどのビデオコーデックとして使われています。H265に対応できるデバイスはだんだん増えています。H265は将来主流になると思いますが、残念なことに、このようなコーデックをサポートしていないデバイスがまだたくさんあります。
つまりH265の汎用性は良くないということです。用途に応じてH265変換をしなければなりません。この場合、優れたH.265エンコーダー 「VideoSolo 究極動画変換」 を利用してH265変換を行うことをぜひ試してくださいね!